建物の寿命の研究

建物、特に住宅の寿命の研究は戦後直後の住宅難を背景として1950年頃から活発に行われ、今日の研究の基礎となっている。その後長い間まとまった研究は見られなかったが、1980 年代に入ると小松らにより各種の建物について平均寿 …

建物のLCM

建物を購入する際には建設費などの初期投資額と建物の良し悪しの関係で決定することが多いと思われるが、建物の長期使用を前提にすれば初期投資額(イニシャルコスト)よりも運用・管理の費用(ランニングコスト)がかかる可能性が高い。 …

建物の持続可能性

建物の寿命や長寿命化に関しては様々な視点から考察することができるが、ここでは建物と持続可能性の関係について考えていきたい※1。まずは長寿命化に向けた設計について、これまでの歴史を振り返る。 建物の耐久性や耐用性への関心は …

既存住宅の流通

今回は住宅の長寿命化と密接な関係を持つ既存(中古)住宅の流通量の現状について考えていきたい。 住宅の長寿命化のためには既存住宅の流通量の拡大が不可欠である。なぜなら住宅の耐用年数が長くなればなるほど当初の所有者が管理でき …

法定耐用年数の影響

今回は「法的な」耐用年数について考えていきたい。法的な耐用年数である「法定耐用年数」は社会的耐用年数の1つと考えることもできるが、法的な拘束力を持つため建物の寿命に大きな影響を与えている。 建物・設備・自動車など経済的に …

耐用年数と寿命の関係

耐用年数と寿命の概念については既に説明しているが、今回は耐用年数と寿命の関係を少し掘り下げて考える。なお改めて確認になるが、住宅の耐用年数とは「建物やその部材に要求される性能を維持する能力をもつ期間」であり、住宅の寿命と …