空き家本出版

空き家本出版

高崎経済大学の研究プロジェクト(プロジェクト代表者:岩﨑忠)
「空家特別措置法施行後の空家対策に関する総合的研究」
で前橋市における空き家に関する取り組みをとりまとめた
「空き家問題の背景と対策(11章担当)」が3月に出版されました。


空き家問題の背景と対策
著者:高崎経済大学地域科学研究所 編
定価:本体3500円+税
ISBN:978-4-8188-2527-7
刊行:2019年03月

内容紹介
全国的に深刻化している空き家問題に焦点を当てて、その構造、背景と対策を様々な研究領域から多面的に分析するとともに、空き家の有効利活用の取り組みを紹介、今後を展望する。

目次
序 章 日本における空き家の概況と先行研究の動向
第1章 空家特別処置法施行前後の自治体対応と今後の展望
~空き家対策の「点」と「面」からの対策~
第2章 空家法の補完機能としての全国の空き家条例の実態
~多様性・実効性・公平性の観点から~
第3章 空き家問題の一考察 ~政府・コミュニティの視点から~
第4章 特定空家等に対する行政代執行と費用回収
第5章 空き家条例における緊急安全処置の法的考察
第6章 民法による空家問題解決の可能性 ~財産管理人制度の活用を例にして~
第7章 都市のスポンジ化に対応した空き家対策のあり方
~高崎市空き家緊急総合対策の実績等を踏まえて~
第8章 NPOと自治体の空き家対策事業
~高崎市「地域サロン改修助成金」を例として~
第9章 人が集まる場所としての空き家の利活用とその担い手
~手段、モチベーション、地域間の人材をめぐる競争~
第10章 人口置換がすすむ郊外住宅地と空き家化の抑止
~西武吉井ニュータウン南陽台を事例として~
第11章 長寿命化の視点からみた地方都市の空き家
~前橋市の実態を踏まえた空き家政策の提言~
第12章 空き家対策と都市計画の連携 ~空家等対策計画の重点地区に着目して~