授業レポートについて

[建築構造][建築材料][建築生産]上記授業受講者は、以下の条件を満たすレポートを提出すること。なお本レポートは期末試験の代用となるため、未提出者及び不合格者は単位を修得できない。

[建築構造]
1年生オリエンテーションにおいて実物を見た建物※のうち、「構造(もしくは構法)」が特徴的な建物を一つ選び、その特徴を一般的な構造の建物と比較しながら説明せよ。
・期日:別途指定
[建築材料]
1年生オリエンテーションにおいて実物を見た建物※のうち、「材料」が特徴的な建物を一つ選び、その特徴を一般的な材料を用いた建物と比較しながら説明せよ。
・期日:別途指定

なお以下の条件については[建築構造]と[建築材料]で共通とする。
※過年度生については1年生のオリエンテーションで見た建物、オリエンテーションに参加していない学生についてはこれまで見たことがある建物を対象とする
・書式は自由。ただしA4用紙縦使い、左肩をホチキス止めとする
・[建築構造]と[建築材料]では対象建物を変えること
・表紙は不要だが、1枚目には題目、学籍番号、氏名、提出日を記入すること
・対象建物の概要を簡潔に説明すること
・特徴の比較個所については、図示+文章で説明すること
・[建築構造]では建築材料を、[建築材料]では建築構造を意識して記述すること
・参考文献や引用文献については、リストを明記すること。リストの項目については日本建築学会の標準的な書式を参照すること

[建築生産]
指定日時に、本ブログの「学部2年 建築生産 調べておくこと」の25問中からレポートで提出すべき問題を出すので、各自準備をしておくこと。
・資料等の持込み可※ただし電子機器は不可
・期日:当日提出(日時は別途支持)

なお以下の条件については全科目で共通とする。
・レポート作成は個人作業とする
・その他の条件については基本的に自由なので、各自で対応を考えること
<加点・減点対象について>
・上記条件を満たしていない場合は減点対象となる
・学生間で似通った内容だと判断した場合は減点対象となる。逆に独自性が認められる場合は加点対象となる
・内容だけでなく、見やすさ・分かりやすさについても評価対象とする

学部2年 建築生産 調べておくこと

授業中に提示していた「調べておくこと」の最終版です。
建築生産の試験は、下記の「調べておくこと」全25問の中から、数題(一部変更の可能性あり)の解答を行う形式ですので、必ず内容を確認・準備の上、当日に臨んでください。

◆◆◆

1.ストック型社会における建築プロジェクトについて、従来の建築プロジェクトとの相違点を明らかにしながら、その特徴や課題を解説すること
<キーワード>
・建築主のニーズ・社会環境の変化・リスクマネジメント

2.建築のプロジェクトマネージメントに必要な、資金調達に関わるファイナンススキームの変化を、現在の市場の動向を踏まえ図式化すること
<キーワード>
・不動産の証券化・ノンリコースローン・プロジェクトファイナンス

3.新しい公共事業の形態として近年注目を浴びているPFIについて、現状を踏まえながらその特徴と評価指標について説明すること
<キーワード>
・事業コスト・VFM(バリュー・フォー・マネー)・特定目的会社

4.日本の住宅の工業化の流れを押さえつつ、工業化住宅の創成期を代表する商品(住宅製品名)を2つ挙げ、それぞれの特徴を説明すること
<キーワード>
・建築家名・住宅の供給状況・プレハブ

5.住宅の発注方法にはさまざまな形態があるが、大きく5つに分類し、それぞれの特徴と相違点を明らかにしながら説明すること
<キーワード>
・営業方法・請負方法・事業計画

6.近年低迷を続けている建設産業の現状について、最近の市場の規模と動向を踏まえながら説明すること
<キーワード>
・建設投資額・着工床面積・景気との関係

7.建設産業には多くの業者が参入しているが、なぜ重層化した社会が形成されているのか、ゼネコン・サブコン・各種専門業者の関係を明らかにしながら説明すること
<キーワード>
・請負・設計と施工・下請/孫請

8.建設業界では数多くの専門労働者が働いているが、その労働条件の特徴について他の産業と比較しながら説明すること
<キーワード>
・就業者数・労働条件・労働災害

9.住宅の品質確保の促進に関する法律では、下記のキーワードから成り立っているが、それぞれの趣旨とその具体的な対応策について説明すること
<キーワード>
・瑕疵の10年保証・住宅性能表示制度・紛争処理機関

10.2000年に建築基準法が性能規定化されたが、その改定の経緯を踏まえ、その特徴と問題点を説明すること
<キーワード>
・仕様規定・要求性能・国際化

11.ストック型の社会を迎えるにあたり、建築物の解体後の産業廃棄物の処理が問題も含め、建物維持管理の具体的な課題とその解決策について提案すること
<キーワード>
・耐用年数・既存ストックの価値・廃棄物の処理

12.日本における建築企画の状況について、その成り立ちから今日までの経過を、年代ごとの特徴を挙げながら説明すること
<キーワード>
・基本設計との関わり・プロジェクトの複雑化・顧客(建築主)との関係

13.建築主の要求を的確に把握し、その与条件を明確にするために建築企画で必要とされる手法について簡単に説明すること
<キーワード>
・建築主の変化・建築企画の種類・ブリーフ

14.発注者が設計・施工会社に発注する際に交わす下記のキーワードの契約方法と特徴について簡単に説明すること
<キーワード>
・請負契約・委任契約・CM

15.設計会社を選定する際に、一般的にとられている方法を3つ挙げ、それぞれの特徴とリスクについて比較しながら説明すること
<キーワード>
・競争的選択・評価方法・透明性

16.コンストラクション・マネージメント(CM)方式の導入には様々な形が考えられるが、代表的な導入方法を2つ挙げ、それぞれについて簡単に説明すること
<キーワード>
・責任の所在・契約方式・発注者との関係

17.設計業務に対する報酬の支払方法は、大きく2つに分けることが出来るが、その方法と長所・短所を比較しながら説明すること
<キーワード>
・算出方法・時間とコスト・透明性

18.設計図書には様々なデータが存在するが、今後の設計業務においてどのようなことを意識してデータを作成するべきか説明すること
<キーワード>
・各業務との連携・CADの利用・データのフォーマット

19.コスト監理に不可欠な、コスト関連データの意義について、その使用目的と注意事項について簡単に説明すること
<キーワード>
・適正価格・透明性・コストとプライス

20.積算の算出に不可欠な、「数量拾い」と「値入れ」について、その関係と具体的な例を挙げながら簡単に説明すること
<キーワード>
・基準・単価・経費

21.VEの導入について、その計算方法と、建築分野における導入時期(設計から施工まで)による効果の違いについて簡単に説明すること
<キーワード>
・価値・機能・価格

22.ISO9000シリーズ等でも使われている、PDCAと呼ばれる管理方法の中から、下記のキーワードの具体的な内容を説明すること
<キーワード>
・P(Plan)・C(Check)・A(Action)

23.コスト・品質・工期について、それぞれの関係性を含め、最適な解決方法を求めるために考慮すべき内容を説明すること
<キーワード>
・トレードオフ・ムリムラムダ・適正工期

24.近年、建設業界でもFMが注目を浴びるようになったが、FMの導入に当たっての問題点と必要な作業内容について説明すること
<キーワード>
・権限の所在・データベース・一元的な組織

25.FMの導入と分析に不可欠なMNコストチャートについて、実際にMNコストチャートを用いて下記のキーワードをを説明すること
<キーワード>
・売上高・施設面積・入居人数

建築設計ワークショップ

2年次 選択
前期 土曜日2~5時限(集中授業)

目的:「つくり手」としての建築設計者にとって極めて重要な「ものをつくる喜び」の感性を育むこと。
目標:(1)設計内容(イメージ)と実制作したモノ(実空間)の意匠的・構造的因果関係を理解する。
(2)共同作業の進め方を習得する。
(3)基本的な工具の使用方法を習得する。

※石川 恒夫、三田村 輝章、遠野 未来 との共同授業
※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/14101701.pdf

建築構造

1年次 必修
前期 木曜日2時限

目的:各種構造物の概要について教授し、用途や規模に応じ適切に使用するべき構造について決定
できる基礎的な能力を身につけさせる。
目標:建築の構造物にはどのようなものであるか、材料の特性と合わせて建築設計で必要な構造に
関する基本を理解させる。

※称原良一 先生との分担あり
※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/14001201.pdf

建築生産特論

大学院1,2年次 選択
後期 金曜日6時限

目的:都市の基盤となる社会資産としての“長寿命化建物”を構築するため、建築生産の実態を的確に把握し問題を解決する基本的な理論と分析手法を習得する。
目標:持続可能な社会を構築する良質な建物ストックの形成を阻害する要因を独自の視点から明らかにし、研究論文として取り纏め・発表できる能力を育成する。

※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/in/33003501.pdf

建築生産

2年次 選択
前期 金曜日2時限

目的:企画から解体・リサイクルまで建築生産に関わる具体的な業務とその流れ、そして建築生産の社会的な位置づけについて理解する。
目標:建物の所有者もしくは所有者を支える技術者として、建築生産の各段階で行われる作業内容を的確に把握し、最適な建物の運用・管理に必要となる基礎知識を身につける。

※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/14103901.pdf

建築材料

1年次 必修
前期 金曜日3時限

目的:木材、鉄鋼、コンクリートなど建物の構造材を中心に、仕上材、断熱材、防水材など各種建築材料の物性とその使用方法を理解する。
目標:実際の建物や図面の中で使用されている建築材料と部位の関係を的確に把握し、また建物の設計や管理に必要となる基礎知識を身につける。

※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/14100401.pdf

建築構造実験

3年次 選択
前期 木曜日3,4時限
担当教員:北野、関、堤、称原

(1)構造材料の力学的特性を理解させる。
(2)実験計画の作成および測定方法を理解させる。
(3)力学理論と実験結果を関連させ、力学の修得に役立たせる。
(4)データ解析、プレゼンテーションの方法を習得させる。

※詳細は下記のシラバス(PDF)を参照のこと
http://www.maebashi-it.ac.jp/syllabus/department/14103101.pdf

学部1年 建築材料 調べておくこと

授業中に提示していた「調べておくこと」の最終版です。
建築材料の試験は、この「調べておくこと」全25問の中から、数題(一部変更の可能性あり)の解答を行う形式ですので、必ず内容を確認・準備の上、当日に臨んでください。

◆◆◆ コンクリート関連 ◆◆◆

1.フレッシュコンクリートの代表的な品質評価であるスランプ値と空気量について、それぞれの用語の評価内容を説明すること
<キーワード>
・調合設計・コンクリートの品質・ワーカビリティ

2.コンクリートの型枠の部材として一般的に使用されているキーワードの組み合わせを、型枠作成に必要な他の部材とともに図示すること
<キーワード>
・堰板・支保工・コーン

3.コンクリート躯体に発生する「じゃんか」と「ブリーディング」について、それぞれの具体的な不具合と発生する原因について説明すること
<キーワード>
・見た目・強度・打設時

4.鉄筋コンクリート(RC)はコンクリートと鉄筋を組み合わせた構造体であるが、その特性と組み合わせることができた理由を説明すること
<キーワード>
・力学的特性・膨張率・アルカリ性

5.鉄筋コンクリート構造物に現れる4つの特徴的な劣化現象について、それぞれの要因とその特徴について説明すること
<キーワード>
・化学反応・見た目・予防方法

6.建物の取り壊した際に発生するコンクリートがらについて、その再生利用の状況と今後の課題について説明すること
<キーワード>
・用途・品質・今後の需要予測

◆◆◆ 木材関連 ◆◆◆

7.国内の木材利用状況を見ると国産材は外材に押されて利用率が低いが、その実態と背景を説明すること
<キーワード>
・立地・人件費や運送コスト・販売方法

8.日本で住宅の構造部材に木材がよく使われている理由を、他の材料(鉄鋼もしくはコンクリート)の特徴と比較しながら説明すること
<キーワード>
・強度・生産方法・加工性

9.木材は乾燥の程度によって力学的性質が大きく異なるが、その関係性について説明すること
<キーワード>
・含水率・強度・繊維飽和点

10.在来住宅の軸組みで重要な部材を5つ以上挙げ、それらの組み合わせ方を正確に図示すること
<ポイント>
接合する部材と部材が、どのように力を伝えるのか把握すること

11.挽き板(ラミナ)と単板(ベニア)について、その特徴と使用用途を説明すること
<キーワード>
・製造方法・積層方法・EW材

12.近年、大規模木造建造物が全国で建設されるようになってきたが、その理由のひとつである燃え代設計の考え方について説明すること
<キーワード>
・炭化・温度・防火被覆

13.木造建築物における木材の生物劣化に不可欠な要因を4つ挙げ、それぞれについてその理由と対策について説明すること
<キーワード>
・要因の状況・生物の活動条件・予防方法

14.木材資源は地球に優しい資源であるといわれているが、その理由と現状の問題点について説明すること
<キーワード>
・製造エネルギー・炭素(CO2)・廃棄方法

◆◆◆ 鉄鋼関連 ◆◆◆

15.銑鉄と鋼鉄の製造過程及び性質の違いと、その特性を生かした建築における使用用途について説明すること
<キーワード>
・炭素量・力学的特長・形状の特徴

16.鉄の5元素と言われる元素を挙げ、それぞれの元素が鉄鋼にどのように影響を与えているかを説明すること
<キーワード>
・硬さ・強さ・脆性

17.重量鉄骨と軽量鉄骨の違いを、製造時から住宅建設での使用方法までそれぞれ比較しながら説明すること
<キーワード>
・圧延方法・形状・構造種類

18.現在木造建築物に一般的に使用されている釘の種類を4つ挙げ、それぞれの特徴と使用上の注意について説明すること
<キーワード>
・使用用途・使用箇所・強度

19.近年、再度注目を浴びるようになったプレストレストコンクリート(PC)建築で用いるPC鋼の特徴と使用方法を簡単に説明すること
<キーワード>
・強度・成分・プレテンションとポストテンション

20.建築の現場でよく利用される溶融亜鉛めっき(どぶ漬け)は、なぜさびに強いのか、その理由をさびの発生から順を追って説明すること
<キーワード>
・イオン化傾向・保護皮膜・修復作用

21.鉄鋼はリサイクルしやすい素材であるが、建設用鋼材のリサイクルの現状と今後の展開について調べること
<キーワード>
・再生市場・国内外の鉄鋼市場・回収方法

◆◆◆ 組積造・膜構造関連 ◆◆◆

22.レンガ造は世界各地で普及している組積造の1つであるが、実際に普及している地域の特徴とその理由について説明すること
<キーワード>
・気候・作成方法・使用方法

23.組積造の劣化及び美観の問題について、代表的な3つの現象の特徴と原因を説明すること
<キーワード>
・吸水率・酸性・見た目

24.膜構造は、架構の違いから2種類に分けることができるが、その特徴と力学的原理について説明すること
<キーワード>
・引張り・異方性・圧縮力

◆◆◆ ストック活用関連 ◆◆◆

25.材料や構造の耐久性の向上だけでは、建物ストックの活用や長寿命化は不可能である理由を説明すること
<キーワード>
・経年・居住者の意識・改修