前橋工科大学工学部建築学科 堤研究室
11/2NRC研究会シンポジウム開催

11/2NRC研究会シンポジウム開催

前橋工科大学専門講座・第4回NRC研究会シンポジウム
「中村式鉄筋コンクリート造の歴史と今後の活用」

日時:2013年11月2日(土) 13:30~17:00
 シンポジウム    13:30~15:30(開場13:00)
 橋林寺建物見学   16:00~17:00

場所:前橋工科大学1号館1階多目的ホール(住所:群馬県前橋市上佐鳥町460-1)
               
趣意:
近年、地球環境問題や資源枯渇への懸念が高まる中、二酸化炭素の排出量を抑える低炭素社会の実現と、限りある資源を無駄なく効率的に使うことが重要な課題となっています。また、今後の持続可能な社会システムの形成や安心して住める建物とするには、鉄筋コンクリ-ト建築物にも高い耐久性や耐震性が求められます。本シンポジウム会場でもある橋林寺をはじめ、全国に現存している中村鎮式鉄筋コンクリ-ト造(NRC構造)の建物は、これらの問題点の解決方法を考える上で貴重な財産であり、これらを保存・記録することにより今後の建築技術に活かすことも可能となります。これらの技術と歴史を再検証し、今後の建築の省資源・長寿命化技術に活かすことも必要です。
今回のシンポジウムは、大正から昭和初期の中村式鉄筋コンクリート構造の概要や橋林寺の特徴など、材料や構法も含めた歴史と活用の事例を様々な角度から討論したいと思います。

シンポジウムプログラム
1.中村式鉄筋コンクリート造の概要について
小山田秀弘(北九州市立大学准教授・NRC研究会副会長)
2.橋林寺の特徴と概要について
姜優子(北九州市立大学エンジニアリングアドバイザー・NRC研究会事務局)
3.戦後のコンクリートブロックの歴史について
柳澤要三郎(エスビック株式会社相談役)
4.中村式鉄筋コンクリート造の活用事例
京牟禮実(沖縄職業能力開発大学校教授・NRC研究会代表)

主催:中村式鉄筋コンクリート(NRC)研究会
共催:前橋工科大学

※入場無料(定員60名、先着順)


↑クリックすると拡大(800×1126)