日本学術振興会令和8年度科学研究費補助金の基盤研究(C)・研究代表者として「利用者協働公共FMシステムの要件整理に関する研究」が採択されました。関係者の皆様、ご協力よろしくお願いいたします。
[概要]
多くの地方自治体(以降、「自治体」という)では、保有している公共施設が老朽化を迎えているため、施設運用の費用確保や運用方針の決定が喫緊の課題である。しかし、全国的な人口減少、少子・高齢化などの影響により、従来の管理体制では適切な維持管理・運用は難しい状況にある。持続可能な自治体運営を実現するためには、その地域の民間企業や住民らとの連携や作業分担など地域全体で公共FM(Facility Management:施設管理)に取り組み、自治体職員の負担削減を実現する仕組みづくりが不可欠である。
そこで本研究では、持続的な自治体経営の実現を目指し、専門家でない利用者や自治体職員など地域全体が協働して日常的に公共FMの基本である施設の維持管理に取り組む基盤となる「利用者協働公共FMシステム」の要件整理を行う。情報分析に加え、これまでの人脈と経験を活かし実在する公共施設を用いた体験/検証ワークショップによる効果検証を行うことで、社会実装を目指す。