3月2日に開催された
「石田敏明教授退官記念シンポジウム」
に参加しました。
石田先生はもちろんですが、
伊東豊雄氏・村上徹氏・妹島和世氏・西沢立衛氏・橋本純氏 (司会)
と豪華なメンバーが集合していること、
しかも群馬音楽センターのホワイエでの開催と、
とても印象深いシンポジウムでした。
個人的には、伊東豊雄氏の発言(意訳)のうち、
「1970年以降の現代建築は過去の批判にとどまっている」
「都市を作る建築自体が都市を批判しているのは矛盾ではないか」
「その結果、東日本大震災の復興の際、建築(家)は拒絶された」
「これからの建築は皆で作っていくものに変わる必要がある」
にとても共感するとともに、
整理できていなった現在の建築状況が少し明快になりました。
石田先生の講演風景
壁画が浮かび上がる群馬音楽センター